マッチを買い漁ってみました


マッチを買ってみましたが、色々有ったようなので、

歩き回っていっぱい買い集めています。

写真に写っている以外にも色々有ります。

 

今や、喫煙具などの場所には置いていなくて、

線香・ローソクの売り場にしか置いてないみたいです。

大中小の箱が有りますが、昔のように小の箱の半分の高さの箱などは見当たりません。

ブックマッチは数年前に生産終了したと聞いています。

マッチはCR対応出来ないから、線香・ローソク用の用途でしか売れないのでしょうか。

 

幼少の頃から、風呂焚きや七輪で食べ物を焼いたりするときの着火は

マッチでしたので、ライターはあまり使っていませんでした。

大箱を持ってマッチを擦ろうとするとひっくり返してしまうので、

小箱に詰め替えて使ってました。

小箱の側面の擦る部分が擦り切れて無くなると、

次の箱に移して使う・・・そんな子供時代からの親しみのあるアイテムです。

 

暇を見つけてはマッチを捜し歩いてます。

タバコメーカーの独自のマッチとか、アンティーク絵柄のマッチは

高いので敬遠してますが、

まだ、他にも有った筈なので、頑張って探します。

今どきのマッチの芯って燃え尽きませんよね。
試しに、つまようじなどを燃やしてみると燃え尽きて灰になって、もろもろと崩れますが、

マッチの芯は燃え尽きず、黒い炭のようになるだけです。

 

今から、45~50年くらい前の記憶によると・・・もう半世紀も前ですね、

マッチの芯も、つまようじなどを燃やした時のように燃え尽きていました。

マッチを点けて手で振って消そうとすると、マッチの先の玉が飛んで行ってしまうもので、

完全に燃え尽きていないマッチの玉が飛んで行って、

近くに有った燃料に引火して火事になるという事故が起こったそうです。

そこで、使ったマッチは、マッチの先を上に向けて自然に火が消えるのを待ちましょうといった呼びかけがなされたらしいです。

 

その後、登場したのが、真の燃え尽きないマッチ。

何か、マッチの芯に薬品を染み込ませることで燃え尽きない芯にするということができたらしく、世の中の木の芯のマッチは全部これに置き換わったようです。

薬品・・・って何だろう?と思ったら、説明してるサイトが有りました。

  マッチの製造工程

  マッチの雑学 | マッチの世界 (match.or.jp)

パラフィンをしみこませ」・・・なるほど、パラフィンを染み込ませて燃え尽きなくしているのですね。・・・パラフィンって何だろう???

Wikiによると、色々混ざっているアルカン・・・石油などの成分らしいですが、

マッチへの用途は「燃焼材として」とあります。

芯を燃え尽きなくするためのものじゃないのかなあ・・・。

  パラフィン - Wikipedia

 

あ、有りました。

インプル加工」なんですね。

  二重安全マッチ

  二重安全マッチ - マッチ百話 (nostalgia.co.jp)

燐酸アンモニア等の薬品溶液を浸透」なのだそうです。

 

手に入れたマッチの種類も増えましたが・・・

歩いて探せる範囲と、ちょっとだけ通販で手に入れた分とありますが、

一般的に流通しているマッチ全種を手に入れるのは難しそう。

1店舗で全種纏めて売っていてくれれば有難いのですけれど・・・。

 

 

昔はマッチをたくさん使っていましたので、お徳用の大箱のマッチは買うのですが、

大箱そのままでは使い難いので、小箱に詰め替えて使っていました。

大箱1箱と、小箱のダースのパックが同じ値段で売っていますが、

大箱はどれくらいお得なのでしょうね。また今度数えてみますか・・・

で、数えてみましたが、今回のサンプルで、

小箱は39本、大箱は810本でしたので、

小箱12箱と大箱1箱が同じ値段だとすると、

小箱の468本=大箱の810本くらいで、大箱がお得ということに。

大箱には色々詰めすぎているようで、折れた軸とか砕けたマッチの先とかが入っていて、味が有って良いですね。

 

 

小箱を頑張って使っていると、人それぞれ使い方によって、

直ぐにマッチを擦る部分を白くしてしまったり、そうでなかったりしますが、

それにしても、小箱1つで大箱1箱分使い切れますね。最近のは丈夫なのでしょうか。

このマッチ箱の横の擦る部分には赤リンが主成分な何かが塗ってるそうですが、

それをマッチの先に付けて擦ると発火する?

それだと、マッチ箱の茶色い部分全体が燃えてしまいそうですが、

何か、そうならない加工が施されているのでしょうか。

燃やそうとしても部分的に焦げて裏の白い紙が見えるようにはなりますが、

全体に燃え広がったりしないようです。ちょっと不思議。

 

小箱1箱で大箱1箱分持つのなら、大箱の擦る部分が勿体ないなあと思うのですが、

袋詰めにした詰め替え用箱とか欲しいですね。

 

黄リンマッチなどは、昭和の白黒の映像の中で壁で擦って火を点けているのを見かける程度で、自然発火して火事になるということで廃れていったようです。

とすると、赤リンは自然発火とかしないまでも、

何かの拍子に燃えたりしないのかと思うのですが、

実家に40~45年ほど前のマッチが5~6箱残っていました。

子供の頃見たままのマッチ箱が、マッチの軸木がちょっと変色した程度で残っていました。

このマッチもまた、「インプル加工」が施された後の時期のマッチなんですね。

軸木は燃え尽きず黒く残っています。

40年以上経っても、この加工って有効なままなんですね。

 

 



中箱や大箱のマッチも色々ありますが、

全銘柄で用意されているのでもないようです。

100均の店には中箱が100円で有り、

大箱は、たまに置いていたいりする程度です。

 

 

マッチをたくさん買い込んでしまいまいましたので、

さすがに燃えると大変かなと思い、あられの鉄缶に入れて保存してます。

あられ食べ飽きました。

 

タバコを吸うのにマッチを使ってみていますが、

さすがにこれだけの量を使い切るということも無いような気がします。

これもまた

  40年以上燃えずに残っていたマッチ

になったりするのかなあ・・・。